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2014年2月21日金曜日

理系女子の活躍



計算をするのが嫌になったので、退職者の特権である自由を行使して、DVD鑑賞を決め込む。

3日ほど前に、JR六甲道のTSUTAYAで借りてきた4枚1000円のDVDを見始める。

1) ザ・キングダム  砂の惑星 
2) ローン・レンジャー 
3) ミッドナイト・ガイズ
4) 最後のマイ・ウェイ

の4本である。  

SFや特撮ものが大好きで、殆どの公開作品は見ている。
TSUTAYAが、「SF映画 レンタル歴代ランキング」というのをやっている。
ちなみにこんな順序である:

 1 スパイダーマン
 2 マトリックス
 3 バイオハザード
 4 マトリックス リローデッド
 5 メン・イン・ブラック2 
 6 スパイダーマン2
 7 インデペンデンス・デイ
 8 アイ・アム・レジェンド
 9 A.I.
10 ターミネーター3
11 バイオハザードII アポカリプス
12 バイオハザードIII
13 スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス
14 スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃
15 アイ,ロボット
16 アバター
17 トランスフォーマー
18 マイノリティ・リポート
19 スパイダーマン3
20 マトリックス  レボリューションズ

18 を除いて、殆ど封切りで見ている。 我ながらびっくりだ。

最近のものでは、マット・デイモンエリジウム



サンドラ・ブロック ゼロ・グラビティー、


ハリソン・フォードエンダーのゲームが面白かった。 


少年少女は、エバンゲリオンの登場人物のようにナイーブである。
日本アニメの影響に違いない。

3作とも、宇宙空間の場面を見ているだけで楽しい。

そういう訳で、1) ザ・キングダム  砂の惑星 を期待してみたのだが、
ハズレ。 低予算の作品なので、シーンが何かチャチで、
むしろローマ時代の格闘映画でした。それと特撮のシーンがすくない。

2) ローン・レンジャー は、ジョニー・ディップが従者のトント役でこちらが主役でした。
Disney 映画なので、そこそこ面白かった。 

3) ミッドナイト・ガイズ が老人向き映画なので、感想を述べたい。

話は、28年間の長期刑期を終えて出所した老ギャングと、彼の属した
組織から彼を殺す密命を下された旧友が最後の1日を過ごす様子を描いている。

これが、ヴァル(アル・パチーノ)とドク(クリストファー・ウォーケン)です。

映画では、もっと老けていて薄汚い。
相変わらずこわい顔をしています。
 
出所してから、かって馴染みの娼館へ行ったり、不良老年ぶりを
ヴァルは示す訳だが、ドクはそのような生活からは足を洗っている。
しかし、ドクは組織のボスから翌朝までにヴァルを殺害するよう命じられている。

2人とも名優なので、その辺の掛け合いが面白い。
若いころに、無謀なことをやった人間は、
年をとっても同じように無謀な事をやろうとする訳だが、体力がついていかない。

あほは、いつまでたってもあほのままだと思いますな。
人は生きてきたようにしか、生きられないのですね。
我が身を振り返れば自明のことだが。

彼らは車を盗み、3人目の仲間ハーシュ(アラン・アーキン)を誘って、
カーチェイス(彼がドライバー)や町のならずもの退治をおこなう。


しかし、彼は心臓麻痺のため車中で死んでしまう。
それで、医者の娘さんの立ち合いのもとで、2人で墓に埋葬してしまう。
そんな事、役所の許可も無くできるはずがないが、そこはご都合主義です。

ヴァルが、弔辞をのべるのは聞かせどころだし、
ドクが孫娘のために、書いた絵とお金を残していくのも感動的シーンだ。
たった1人ぼっちで暮らしている老人の心情をよく表現している。

3人とも私より年上の良く知っている名優だったので、思い入れも深く楽しめた。
最後の逆切れ行動も悪くない。

4) 最後のマイ・ウェイ も悪くなかった。

これは、60年代~70年代にかけて絶大なる人気を誇ったフランスの国民的歌手、
クロード・フランソワの音楽伝記映画。

感想を一言でいうと、女ずきで嫉妬深い大歌手の我がまま放題の人生描写。
実をいうと、音楽には疎くクロード・フランソワを知らなかった。
ビデオの宣伝で初めて知り、DVDを借りたという訳だ。

歌って踊ってのシーンが多いが、
それでも、本人の行状や周囲との関係、父親との確執やギャンブル狂いの母親との交渉
なども、丁寧に描かれてある。 あざとく、人気とりをする人間なのだ。

ひとつわからんのは、子供が2人いるのに世間には1人と偽っていたことだ。
どんな必要性があったのか、映画ではわからぬ。

最後のほうで、フランク・シナトラの歌った英語版 My Way を
本家歌手のクロード・フランソワが熱唱します。
やっぱり、英語版 My Way のほうが、 詩の言葉も感動的ですね。
むしろ、英語版のほうが彼の人生を要約している。
といっても、40歳でシャワーを浴びる際の感電死なんていただけない。
調べてみて思ったんですが、クロード・フランソワを演じるジェレミー・レニエは本人そっくりです。
                   ジェレミー・レニエ の熱唱シーンです。

アルバムのジャケットです。俳優よりも本人のほうが、少し美形か?


かくして、都合4本を2日で見終わった。 
8時間ほど、無意味な時間を過ごしてしまった。
こんなんで、俺はいいんだろうか? 
と毎回おもう私であった。 


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