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2014年7月21日月曜日

琵琶湖博物館見学

 

昨日、息子の車で琵琶湖博物館に行ってきた。 
午前中に趣味のブログ日記を書きを終えてから、午後は散歩と古本屋めぐりをしようと思っていた折であった。 ワイフと息子が計画したらしく、琵琶湖博物館に行くことになった。暇な退職ジジイはどこでもついていくのである。
特に、沢山の淡水魚が見れる 琵琶湖博物館 と聞いては見過ごすわけにはいかぬ。
昼過ぎにデジカメを持って自宅を出発。高速を使えば目的地まで1時間半で着くのだ。

それで、俄か旅行記を始める。

魚崎から阪神高速に乗り込む。 瀬田西で降りて、草津に向かう。

草津は、

草津よいとこ 一度はおいで
ア ドッコイショ
お湯の中にも コーリャ 花が咲くヨ
チョイナ チョイナ


の草津節で知られる 群馬県草津市ではない。 私自身が、なぜか混同していたので、あえて恥をさらす事になるが、注意を促したのである。 

草津の田植え後の景色である。 こんな所に温泉など出そうもない! 
目的地の近くにある風車が見える。 1基のみである。



琵琶湖博物館があるのは、烏丸半島であり、ここは滋賀県のアカデミックかつアミューズメントプレイスである。 

Wiki によると、

UNEP国際環境技術センター滋賀県立琵琶湖博物館公益財団法人国際湖沼環境委員会(ILEC)、草津市立水生植物公園みずの森、風力発電機くさつ夢風車(くさつゆめふうしゃ)がある。湖岸はブラックバスやブルーギルの外来魚が多数生息しており、釣り場として多くの釣り人が来る。

このような配置になっている。


いやあ沢山の人が来ていました。 駐車場は一杯でした。 夏休み初日の連休という事もあるのでしょう。 我々は外れたところに駐車しました。

公園内のロータリーには、このような時計台のモニュメントがありました。



私にとって気になるのは、やはり風車の くさつ夢風車である。 これです。 
(偉そうなことは言えぬ。今回初めてこの風車のことを知った。) 止まっていました。



風車が好きで、幾つか記事を書いたが読者は極めて少ない。 
ここで、再度宣伝するのだ。 結構時間をかけて、調査したのでね。 暇な折に是非読んでほしい。

 風をつかまえる-風車見学   風をつかまえて-風車を作る話
外国の風車 I    外国の風車 II     外国の風車 III

風車の話に脱線するが、くさつ夢風車 の説明。  
羽1枚の長さ34メートル。ドイツのファーランダー社製。 高さは、95mで、全貌がこれ。



風力発電施設「くさつ夢風車」は、 クリーンな自然エネルギーを活用し、公共施設に電力を供給することを目的として、平成13年から稼働を開始しました。
 遠くからでもよく見える巨大な風車は、草津市の環境シンボルとして親しまれているとともに、自然エネルギーを活用することで CO2の排出が抑制できるため、地球温暖化防止に貢献しています。

1基じゃなあ~。地球温暖化防止 にはとても無理だろうと思いましたね。 まづ立地が悪い。
それで、調べてみると、色々と問題があるらしい。

【琵琶湖観光おすすめスポット】~サササっと写真も から引用します。

作られたのは、2001年。費用は約3億円。
作った電気を家電に売って、維持費は十分出る計算だった。が、実際には最初の十年で売り上げは7,000万円、維持費は8,000万円。

さらに傷みが出始めた。

2011年9月に「風車の回転を電気に変換するコンデンサーのコントローラー」とやらが故障。
「廃止も含めて検討」という話も出た。

が、その半年後の2012年に「1280万円をかけて修理、5月にも再開する」とのニュースが出た。
が、その通りに再開したのかどうか、所有者の草津市のHPを見てもよくわからない。ただ再開したのだけは確かそう。

発電実績の表が出ていて、平成24年(2012年)の欄は枠だけあって、空欄。25年は4月に「
1,360kWh」とあって、5月「0」、6月「0」。7月、8月は「0」さえ入っていない空欄。

で、「平成25年4月から安全確認のため運転を停止しています」との断りが……京都府と三重県で相次いだ風車の落下事故の影響なんだとか。



それで、今年は平成26年なので、1年以上運転停止状態にあるのだ。 
これは、ゆゆしき問題である。 と、私が言っても始まらんがね。

風車発電の未来は、バラ色ではない。 立地条件もそうだが、老朽化や事故(強風や鳥の激突)、送電の設備管理を考慮にいれて、採算体制を整えなければならないのだ。 
そんなに容易く黒字はでないのだ。

さて、公園側の景色である。 きれいに整備されている。 滋賀県はお金持ちである。


湖側は、こんな風で比良山系が見えている。沢山のボートも湖に浮かんでいる。


このエリアには、博物館以外にも 水生植物公園みずの森 もあるが、時間の関係でこちらはパスした。


博物館の入り口にこのような訳のわからぬ鳥(ふくろう?)らしき石像がある。


調べてみたが、この像の由緒がわからん。検索にひっかかってこない。不思議である。 それで説明は略せざるを得ない。

博物館へ行く通路には、このようななぞなぞボードがある。



答えは、つぎのボードに書かれてあるのだ。 正しい答はわかったかな? 

そして、琵琶湖博物館に到着。


入り口はこれ。


ここで、博物館の情報を Wikipedia からゲットする。


Japanese Map symbol (Museum) w.svg 滋賀県立琵琶湖博物館
Lake Biwa Museum.jpg
施設情報
専門分野淡水魚、琵琶湖
研究職員28名
事業主体滋賀県
管理運営滋賀県
延床面積23,987m2
開館1996年10月20日
所在地525-0001滋賀県草津市下物町1091番地
位置北緯35度4分26.9秒 東経135度56分5.7秒
 / 北緯35.074139度 東経135.934917度 / 35.074139; 135.934917

 
滋賀県立琵琶湖博物館(しがけんりつびわこはくぶつかん)
滋賀県草津市の琵琶湖湖岸烏丸半島にある県立の博物館。湖をテーマにした博物館としては
日本で最大規模であり、水族館を含め多彩な展示がある。


観覧料(常設展示)
小・中学生:無 料
高・大学生:400円
一般(大人):750円

であります。65歳以上割引は、滋賀県人でないとダメなので、仕方なく750円を支払って入場。
立派な博物館です。湖をテーマにした博物館では日本一というのは頷かれる。
しかしそれにしても、人が多い。家族連れでごった返している。

博物館周辺図です。

特別企画展示 魚米之郷 をやっていました。




入場パンフです。 キャッチコピーは、 湖と人間

 
博物館の活動概要を書いてある。
 
見開きが展示室の説明である。
内部は、このようになっています。

1,2階ともに、展示室になっている。



我々の目的は、水族展示室を見ることである。
詳しい展示室の解説は、琵琶湖博物館 展示 にあるので、ここでは各展示室での印象に残った事柄、物品の写真を時系列にあげていく。

まづは、岩石標本。本物です。
(滋賀県の山々を構成している古生代~中生代および新生代中期の地層や岩石)
 


ナウマン象の骨格模型(実物のものではない)

 
ナウマン象の頭骨の化石(修復してある)
 
 
その他、巻貝、2枚貝、ひげクジラ、葉っぱの化石

 



貝塚の跡。一面びっしりの貝殻で層をなしている。


湖上輸送の手段であった丸子船


床全面に、タイル上に印刷された琵琶湖盆地


農村の暮らしと自然というコーナーもあった。 昭和30年代の琵琶湖周辺の旧家の佇まいです。


懐かしいですな。 

記事がまたもや長くなりすぎたので、ここらで一休みである。
館内で見かけた、鬼ユリとカスミソウである。



さあて、お目当てのC展示室と水族展示室です。 魚の写真は沢山撮ったがピンボケが多い。
生き物は、動きまわるのでピントを合わせにくい。 比較的マシな写真をアップする。 

外来魚のブルーギル
 
同じくオオクチバス
 

ウシガエル(子供の頃、飼っていました。)

トンネル水槽もあります。

上を見ると、

足下をみると、オオナマズがいる。

ムギツクである。


渓流風に設えた水槽もあった。中で泳いでいる魚については、マスの1種とおもうが正確には不明。


水槽の展示は、このようになっていて、

中央部にある保護増殖センターでは、天然記念物のあゆもどきの飼育を行っていた。



こいつです。実は、ドジョウの仲間です。


また、外国産の淡水魚も展示している。 
2m位のでかいチョウザメがいたのだが、前にいる人が邪魔になり写せなかったのである。


こんな、大きな淡水魚がいたが、

 
 

トンレサップ湖で捕獲されたものであった。ここへは、今年の1月に行った。
そのうちカンボジア旅行記を書こうと思っていたが、健忘症ゆえ大半は忘れてしまったな。



これで、博物館見学は終了し、次の目的地である 草津宿本陣へ向かう。 

昨日のJR草津駅です。 駅情報は、これ 草津駅



駅前(2階)には、草津宿の石碑と門構え(手前)がある。



JR草津駅東口からでてまっすぐ100メートルほど進み、信号の有るパチンコ屋の横を右折そのまま真っ直ぐ進み、草津川のトンネルを出て約50メートルいくと、草津宿本陣 がある。

途中、トンネルを抜けたところに 石灯篭というか東海道および中仙道への標識 がある。


さらに、このようなメタル彫像「時をかける人?」(正確な作品名を忘れてしまった)があった。



草津市の広報によると、

草津宿本陣
宿場町草津のシンボル的存在。国の史跡に指定されている。この町は東海道と中山道の分岐点として重要な位置を占める宿場町であった。かって東海道は、本陣付近から草津川の堤防に沿って上り坂になっており、架橋は許されず、しばしば川止めされたこともあった。
草津宿本陣は、寛永12年(1635)に設置されており、大名や幕府役人等の宿泊を担った。宿帳には忠臣蔵の吉良上野介や浅野内匠頭、皇女和宮、シーボルト等が宿泊した記録が残っている。
 
ここである。
 
   

・見学 午前9時~午後5時
・入館料 小・中学生100円
      高・大学生150円
      大  人  200円

である。 残念な事に、時すでに遅く閉館していた。 

それで、後追い検索で、ここを拝観することにした。 本陣の全貌は、これ。

 
玄関はこのようである。
 
内部は、撮影禁止になっているらしいが、画像はちゃんと存在する。

 

内部はこんな風らしいが、この画像は2003、2004年のものなので現在も同様の展示が
なされているかどうかの保証はない。
 
現在の宿場町の通りはこのようである。 電線と電柱は無粋だ。
 
 
これで 琵琶湖博物館草津宿本陣(こちらは何も見てないが)の見学を終了したのである。
 
あとは、一路神戸に向かって帰るのみである。
 
今回は、またもや長くなってしまった。冗長である。でも、まあいいか。
これで、おしまい。 それでは、ごきげんよう。
 

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