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2014年7月8日火曜日

紀伊半島山越え一周旅行 2014.7.5-6 I

 


1泊2日の長距離取材旅行であった。 充実した旅行ではあったが、移動のドライブに疲れてしまった。特に山道のカーブの多さには参ってしまった、車酔いをするのだ。 だが、無事に帰ってこれたので、良しとしよう。 赤線は走行したコースである。 高速を使用しない距離のほうが長い!



という訳で旅行記を始める。

母親にご機嫌伺いを済ませてから、早朝7時に自宅を出発。いつものメンバーである。
私、ワイフ、下の息子の3人。


阪神高速から、阪和道にはいる。


紀の川サービスエリアでパン朝食をとる。寿司の弁当も購入する。 
土曜日だけあって、朝早くからかなり沢山の車が駐車していた。


 
ここは、風光明媚なSAである。庭の部分も綺麗にしてあり、沢山の種類の花が植えられている。


ここには、燕が巣を作っており、皆が騒いでいたので寫してみたのだ。可愛いですな。


南紀田辺で阪和道を降りて、この日最初の取材先である、南方熊楠記念館と京大白浜水族館へと向かった。 途中大規模魚市場である、とれとれ市場があり新鮮な魚を格安で売っている。
その横には、とれとれの湯がある。 Super Sento である。 
以前入ったことがあるが、今回は涙を飲んでパス。




白浜のガイドマップです。 左上の赤丸が目的地の京大白浜水族館南方熊楠記念館  
で、黒丸  JR白浜駅です。 田辺湾沿いを走っていく。



細い一般道に入ると円月島に出くわす。 
が、この時何かの工事中であったため、穴から向こう側は完全に見えてはいない。
しかし、絵になる島である。 


手前の建物が、京都大学白浜水族館で、山の上に見えるのが南方熊楠記念館である。


この番所山一帯が公園になっている。 
京大白浜水族館は、この日、無料開放、タダであった。 ラッキー。
しかし、館内は子連れやお年寄り夫婦で一杯であった。

 
入場パンフは、しっかり頂いてきた。
 
 
裏面は、館の水槽室ごとの説明をしている。 後に説明を与える予定である。



水族館を出て、山の上を登って南方熊楠記念館に向かう。



南方熊楠は、博覧強記の学者としてよく知られていますね。 
博物館入場料は400円ですが、値段以上に充実した資料館になっていたと思います。 
熊楠についても、別のところで改めて記事にします。


この一帯が番所山公園になっている。
入り口から、中にはいると、このように皇太子殿下御入園記念の標識が立っている。
現在の天皇と思いますが・・・。 向かい側の石碑がそうです。


蛇の木像がある。手前の可愛い顔は、コブラの背中の倶利伽羅紋々(紋様)であろう。


トンネルを抜けると、そこは

 
海であった。 円月島をバックにして、竜が佇んでいる。


さらには、坂の登り口に馬の像(首のみ)を見つけたのである。 

 
鈍い私ではあるが、この時点で木像は12体、つまり十二支と解った。
熊楠の著書 「十二支考」に因んでいるのだ。
 
館の横手前方に建設の碑がある。
 

館の前に羊の木像もあったので、間違いはない。 


 
興味はあるが、残り全部を探しだすのは時間的に無理なのだ。しかし、後2体は発見した。
牛と鼠である。

 
 

きっと画像がどこかにあるに違いないと思って探してみた。 ありました。 
南紀白浜でくらす さんのブログにアップされていた。 

残り6体を、そこのブログから拝借します。許可を得てませんがお許しください。


トラ、これは入り口近くにあったのだ。見過ごしていた。















 




十二支の彫刻を製作したのは、城所ケイジさんであった。
チェンソーアート です。 

 
注:チェンソーアートとは、木を伐採するときに使うチェンソーを使って彫刻作品を作り上げるもの
です。重たいチェンソーを巧みに操ることから「筋肉系アート」とも呼ばれます。
 
 

こういう事が、調べるとすぐ分かるというのがインターネットの強みですな。 普通に調べようとすると、膨大な時間がかかるのだ。 

公園内には、御製碑がある。 曰 「雨にけふる 神島を見て紀伊の国 生みし南方熊楠を思ふ
 
 
 
 

とかなり脱線したが、記念館内に入る。 写真を撮っている誰かの姿が反射して写っている。


館内には、十二支のスタンプがある。 自分の干支のスタンプをカードに押して記念とするわけである。 そこで調べてみたが、さすがにスタンプの画像はアップされていない。
よし、という訳で全てのスタンプををアップするのだ。 そんな暇なことをするのは、
私のような退職ジジイだけであろう。

まづ、館の印と熊楠の蔵書印。
ついで、十二支のスタンプ。

子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥


館内は、らせん階段により屋上に出ることが出来る。


 屋上から全方向への眺望が得られる。

公園内には、再会の鐘が設置されてある。

あなたに会えて本当によかった 
  小田和正の「言葉にできない」のパクリではないか。

この貧弱な鐘です。


脱線ついでに、公園で咲いていた花の画像をあげよう。 いささかピンボケも交じっているが。
リンドウの花をみたのは、今年初めてである。


 

かくして、白浜水族館、熊楠記念館見学は終わったのである。 
帰りみち、スキューバダイブの若人達が海に潜っていくのを見た。

 
つぎは、お隣のすさみ町にあるエビとカニ水族館である。
 
ここは、すさみ町立の水族館であるが、経費節約のため館員は常時存在せず、入館料300円は
自己申告で箱のなかに入れるのである。ある意味想像を絶する水族館である。 
手弁当で経営されている水族館であるらしい。 詳しい紹介は次の機会にまわす。 

この水族館の前が 日本童謡の園公園になっている。 すさみ町観光協会のホームページ より


昭和62年10月、日本で初めて童謡を集大成した公園として生まれました。
海岸美を誇る枯木灘県立自然公園の中、紀州ゆかりの「まりと殿様」「鳩ポッポ」「お花が笑った」をはじめ心に残る10曲の童謡を集めました。
園内には「紀州の童謡ゾーン」と「童謡の散歩道」があり、なつかしいメロディーを聞きながら幼い頃の思い出に浸るのもなかなかのものです



このようになっている。 これらの童謡についても、後に別の記事で取り扱う。

 
「お花がわらった」
 
「まりと殿様」 
 
「鳩ぽっぽ」
 
すさみ町を出て、串本町に向かう。 ここは、串本、むかいは大島♫ の串本である。
 
串本海中公園に到着。 20年前と随分変わっている。 
海中展望台に加えて水族館があらたに出来たのだ。
ここの入場料は、何と1800円であった。しかし、その値打ちはある。
 
 
入場パンフは、これ。
 
 
裏面と入場チケットである。
この水族館の紹介も、次の記事に回す。
 
串本の橋杭岩は、このような奇岩の連続である。
ここを見学してから、太地町の くじらの博物館 へ向かう。
 

ここが、くじらの博物館 である。

概要:太地町の捕鯨400年の歴史と技術を後世に伝えることを目的に1969年開館した。大きな鯨の絵が描かれた建物に、様々なクジラの骨格標本や、鯨の生態、捕鯨に関する資料1000点以上が展示されている。
 
いつもの如く、入場パンフの表紙と裏面です。
 

ここには、シロナガスクジラの全身骨格標本が展示されてある。

前から見ると、こんな感じだ。
 
 
入館したときが、丁度クジラショーの最終回の開始時であった。
観客席からクジラショーエリアをみると、右端に筏が浮いている。 と、飼育員の女性が泳いできてこの発砲樹脂製の筏にのぼり、ここからクジラに色んな芸をせいと命じるのである。
 

女性調教員の横で 可愛く頭をつきだしているのが、芸達者のゴンドウクジラである。
イルカより頭がまるい。 男性調教員も向こう岸にいる。もう一人いたが、彼らは水に入らない。


イルカショーの動画を撮ったのであるが、電池が途中で切れてしまったのだ。
この動画もいくらやっても、うまくアップできない。 残念。
 中身は、通常のイルカショーとそれ程違いはないので、この失態を許して欲しい。
かわりに、YouTube から取ってきました。
クジラでなく、シャチのナミですが、その後亡くなったそうです。 
 
 
ショーが終わってから、ふれあい桟橋で、イルカやゴンドウくじらに餌をやって遊ぶ。
魚をイルカの頭上にかざすと、それを食べようとして水中から身体をのり出してくるのだ。
面白く遊んだのち、本館であるくじらの博物館に向かう。途中雨が降り出す。 

博物館の1F大ホールに、本物の鯨類全身骨格標本が展示されている。 



図らずも、YouTube でも館内撮影の動画があったので取ってきた。



こんなのは、誰も見ないだろうなと思いつつ。 

昔のクジラ漁のミニチュアも展示されていました。
探してみたが、画像が見つからないので、別の場所(高知県の高松城の中です)のミニチュアを
アップする。 点滴はシェイクにしてください。 という方のブログから取ってきました。

 
 


 
命がけの仕事であったわけだね。 
捕鯨に関しては、色々と問題が起っており興味はあるのだがここでは書かない。 

かくして、1日目の予定取材は全て完了する。 新宮市に向かって車を走らせる。
我々は、ホテル ニューパレスに宿泊予約を取ってある。 出来たばかりのヨーロッパ風のホテルであった。 快適な良いホテルである。 ランク5でよいと思われる。

フロントのお姉さんにお勧め料理店を聞いてその店に出かけて夕食としたのだが、今回はグルメ記事は無しにする。 クジラの尾の身の刺身とかは、実においしかった。写真も撮ったのであるが、どうも疲れて説明する気が起らないのだ。 食事後大浴場に入る。 余り大きくはなく、温泉でないのは残念であった。 部屋に帰って、本を読み始めるとすぐに眠くなり熟睡してしまった。 
 

これで 旅行記 I は終わり、 II につづくのであった。 今回の記事は長すぎだね。

 
 

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