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2014年7月22日火曜日

アルチンボルトの絵画

以前アルチンボルトの絵を紹介したのに、この画家の作品や生涯を説明していない。
                 だまし絵の画家 オレグ・スープリヤク 江戸のジグソーパズル絵

それで、自分のお勉強も兼ねて、彼の簡単な解説を行いたい。 私自身、アルチンボルトの生涯や作品を詳しく知っているわけではないのでね。 

以下、 Wikipedia や Wikipedia Commons から、データや画像を取得している。

人物データは、Wikipedia より引用。


ジュゼッペ・アルチンボルド
Giuseppe Arcimboldo

自画像
生誕1527年????
イタリア、ミラノ
死去1593年07月11日
イタリア、ミラノ
分野絵画
代表作
『司書』The Librarian、1566年
『ウェルトゥムヌスに扮するルドルフ2世』Vertumnus、1590年-1591年
『フローラ』Flora、1591年頃
ジュゼッペ・アルチンボルド(Giuseppe Arcimboldo, 1527年 - 1593年7月11日)
イタリア・ミラノ出身の画家。マニエリスムを代表する画家の1人とされる。
静物画のように緻密に描かれた果物、野菜、動植物、本などを寄せ集めた、珍奇な肖像画の製作で世に知られる。


生涯
アルチンボルドは1527年にミラノで画家の息子として生まれた。
1549年よりステンドグラスのデザインを始め、ミラノのドゥオーモに作品を残した。
1556年、Giuseppe Medaと共にモンツァ大聖堂のフレスコ画を制作する。
1558年には聖母マリアを描いたタペストリーのデザインを手がけたが、そのタペストリーは未だにコモ大聖堂に飾られている。
1562年、アルチンボルドはウィーンにて フェルディナント1世の宮廷画家となり、後にその息子の マクシミリアン2世や孫にあたるルドルフ2世にも仕えた。アルチンボルドは画家としてだけでなく、宮廷の装飾や衣装のデザインも手がけた。また、祝典や馬場槍試合の企画、水力技師などで非凡な才能を発揮した。ハープシコードのような楽器、噴水、廻転木馬等も発明した。

アルチンボルドが描いた伝統的な宗教画は現在では忘れ去られてしまっているが、野菜や果物、木の根といったもので構成された独特の肖像画は、現在でも多くの人を魅了し続けている。

1593年、アルチンボルドはウィーンでの公務を引退した後、故郷のミラノで死去した(死因は腎結石)。

多才な人だったんですね。 それで、私の興味のあるのは独特の肖像画なので、そちらの画像紹介を行う。

まづ 四季のシリーズ。 四季折々の花や果物が顔にデコレーションされている。


                           Spring, 1573


                           Summer, 1573



                           Autumn, 1573



                           Winter, 1573



次は、四元素のシリーズ



          The Earth, 1566 (土ですが、地上の動物が描かれている。)
 
 
 
 
           The Water,  1566 (60種以上の水生動物が描かれているそうです。)

 


           The Fire,  1566 (火であるが、やはり火薬や兵器ですな。)
 
 
 
 

The Air, 1566 (空気というのは、空中を表わし、鳥がイラストされている。)
 
 
 
 
  Rudolf II, 1590-91  (皇帝ルドルフII世。以前紹介した絵画です。これが一番有名ですね。)
 
こんな、だまし絵もあります。ふつうの静物画のようですが、
 

 
 
天地逆転すると、
 
 
という訳だ。 
 
その他にも、まともな宗教画やステンドグラス、動物画が残されている。
 
 
 
 


 
 
 
これでおしまい。 ごきげんよう。 明日はお休み。
 

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