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2014年8月5日火曜日

理研のCDB笹井芳樹副センター長自殺

 




NHKニュースから、10時57分の記事。


     5日午前、STAP細胞の論文の著者の1人で、神戸市にある理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長が、センターの建物の中で首をつっているのが見つかりました。
病院に運ばれ現在、救命措置中だということで、警察は、遺書が残されていることから自殺を図ったとみて詳しい状況を調べています。
兵庫県警察本部によりますと5日午前9時すぎ神戸市にある理化学研究所発生・再生科学総合研究センターから通報があり、警察官が駆けつけたところ、センターの建物の4階と5階の踊り場で、笹井芳樹副センター長が首をつっているのが見つかりました。
笹井副センター長は病院に運ばれ、現在、救命措置中だということです。
理化学研究所の広報によりますと、秘書の机の上には笹井副センター長が書いた、遺書のようなものがあったということです。
警察は、自殺を図ったとみて詳しい状況を調べています。




その後、11時18分には、つぎの報道。
 
STAP細胞論文の責任著者の一人である理化学研究所の笹井芳樹氏が8月5日、首を吊っているのが見つかり病院に搬送されたが、まもなく死亡した。52歳だった。NHKニュースが午前11時18分、「笹井芳樹副センター長 死亡を確認 兵庫県警」と報じた。

THE HUFFINGTON POSTの記事。

神戸市の先端医療センターの関連施設の階段5階の踊り場で、ひも状のもので首を吊っていたという。遺書らしきものが見つかっており、兵庫県警では自殺を図ったとみている。

朝日新聞デジタルでの記事。

5日午前9時ごろ、神戸市中央区港島南町2丁目の先端医療センターの関連施設内で「男性が首をつっている」と関係者から110番通報があった。神戸水上署によると、男性は理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)の笹井芳樹・副センター長で、近くの神戸市立医療センター中央市民病院に搬送された。

13時30分の理研での記者会見

笹井芳樹氏の自殺で理研が会見 
STAP細胞で「心身ともに疲労」 小保方晴子氏の心のケアも。



8月5日に理化学研究所(理研)の笹井芳樹氏が自殺した件について、理研は同日13時半より文部科学省で記者会見を開いた。笹井氏は理研の発生・再生科学総合研究センターの副センター長で、STAP細胞論文の責任著者の一人だった。
理研の加賀屋悟・広報室長は「今朝、神戸事業所のCDBがある敷地、先端医療センターに9時前に笹井芳樹副センター長が遺書のような物とともに発見された。神戸市民病院に搬送され、11時3分に死亡が確認された」と明らかにした。笹井氏が見つかった現場には、遺書のようなものが3通あり、また笹井氏の研究室の秘書の机の上に、総務課長と人事課長あての書類が残されていたという。
自殺の兆候があったかについて記者団から問われると、「今回のSTAP細胞の件では心身ともに疲労していたことは事実です。心のケアは続けてきたが、このような結果になったことは非常に残念」と答えた。「STAP細胞の件での取材依頼があったが、心身ともに疲れているので、お断りしたい」という意向だったという。
笹井氏を失った影響については「再生医療、幹細胞研究、神経分野ではトップランナーとして活躍してきたので、その損失は非常に大きい物だと思っている」と話した。
STAP細胞の共同研究者である小保方晴子氏あての遺書があるかどうかは明言を避けた。小保方氏には、すでに2人の職員がそばにつきっきりでサポートに当たっていることを明らかにした。「大きな精神的なショックもあるはずなので、所内の臨床心理士によるケアも考えていきたい」とした。

悲惨な結末になってしまった。

STAP細胞の再現に成功しなかったからであろう。
憶測だが、小保方さんの実験手法では再現できなかったので、外部に申し開きできないのを苦にして、また学者生命が断たれたと悲観して、自ら命を絶ったものと思える。 捏造の後押しをしたという、学者としての最大級の汚名を被せられるのに耐えられなかったのだろう。 誰でもそうだが、精神的に追い込まれてしまうと、冷静な判断はできなくなる。

研究者としては、超一流の実力があると自他共に認められているのだから、その汚名を晴らすべく、続けて頑張って欲しかったものだ。 

心労が積み重なっていたのであろうが、残念なことである。 なんとも言いようがない。

小保方晴子さんは、こんなことをしでかさないように、周囲は見守って欲しいと切に願う。

理研は解体して出直すべきだと思う。 

功を焦りすぎたのが、最初のそして最大の過ちだ。理研のそのような体質はただちに直さねばならない!  

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