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2014年10月8日水曜日

福井県立恐竜博物館



息子達が、休みの日に恐竜博物館に連れて行ってくれた。 9月20日のことである。 子供っぽいが恐竜とか怪獣の類は大好きなので、嬉し恥ずかしの一日見学であった。 

以前書いた記事 恐竜の化石 で、スペイン奇跡の恐竜たち というイヴェントがこの恐竜博物館で開かれているのを知り、行って見たいものだと思っていた所であった。 息子が察してくれたのかもしれぬ。親孝行な息子である。 

博物館は大変充実していた。 今回は、この恐竜博物館の見学記を書く。  


車中から見た、銀色の恐竜の卵型の建造物が目的の恐竜博物館である。 自宅を朝9時ころに出発したのだが、着いたのは午後1時であった。片道4時間もかかるのである。



博物館の前に恐竜の三角形分割されたモニュメントがある。


駐車場は、こんな風になっていて相当に広い。 この日は土曜日で休み、ということもありかなりの車が駐車していた。 見るところ、殆ど小さい子供を伴った家族連れである。30代の息子2人と老夫婦という組み合わせは、我々だけである。



敷地内には、レインボーハウスという食事のできるテラスがある。 その隣は食堂なので、お弁当を持ってこなくても大丈夫。 


我々は、途中の多賀SAで仕入れた、

多賀名物 栗おこわ朴葉包み



魚庄の近江牛ステーキ

近江牛煮込みステーキ弁当


近江牛炙り丼

を、このレインボーハウスで外の景色を楽しみながら食したのである。 美味であった。 

 
ねじ、くぎ、レンチ、針金で作られた骨格のみの恐竜がいたので、写真に撮ってみた。


 

 



それらの恐竜模型の前で、悦にいっている爺さんである。 一層腹が出てきている。 


これが、特別展スペイン奇跡の恐竜たちの看板。


これは、恐竜大国ふくいけんの観光案内。




 
博物館入り口には、ダイノベンチというのが設置されている。 恐竜博士が恐竜の頭蓋骨の説明をしている横で、みにくい腹をした小太り爺さんが博士の頭をなでている。 

お前なんか、恐竜博士に齧られてしまえ! と思う私であった。


これが、博物館の石碑である。ちゃんと恐竜が石碑の上に乗っている。

入り口前の、木彫りの恐竜である。 

福井県で発掘された フクイラプトル

フクイサウルス

トリケラトプス

こいつはわからんが、チラノザウルスの子供でなかろうか。


さて入場である。 その前に Wikipedian により 簡単な予備知識を与える。

Japanese Map symbol (Museum) w.svg 福井県立恐竜博物館 FPDM
Fukui Prefectural Dinosaur Museum
福井県立恐竜博物館
福井県立恐竜博物館外観(2006年)
施設情報
専門分野恐竜
収蔵作品数約4万1千点
館長竹内利寿
事業主体福井県
延床面積30,000m2
開館2000年7月14日
所在地911-8601日本の旗 日本 福井県勝山市村岡町寺尾51-11
位置北緯36度4分59秒 東経136度30分24秒
/ 北緯36.08306度 東経136.50667度 / 36.08306; 136.50667
ウェブサイトhttp://www.dinosaur.pref.fukui.jp/

福井県立恐竜博物館 (ふくいけんりつきょうりゅうはくぶつかん)

福井県勝山市村岡町にある恐竜を主たるテーマとした自然史博物館である。展示内容の量・質共に極めて高く、日本における恐竜博物館の代表といっても過言ではない。
2009年(平成21年)10月に恐竜渓谷ふくい勝山ジオパークとして日本ジオパークに認定された。

福井県立恐竜博物館の立派な公式ホームページがある。 このバナー
 

 福井県立恐竜博物館 をクリックしてください。 動画がお勧めです。
 
開館時間
午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
 
休館日
年末年始(毎年12月29日から1月2日)
 
観覧料
観覧料
 小・中学生高・大学生一般
個人260円 ※410円 ※720円 ※
団体210円 ※310円 ※620円 ※
年間パスポート ※770円 ※1230円 ※2060円 ※
 
※ 値段が10円きざみなのは、消費税増税対応のため。
 
それで、特別展は別途料金が必要である。
 
特別展観覧料
特別展観覧料
区分一般高校大学生小中学生70歳以上の方未就学の幼児
個人1,200円800円600円500円無料
団体1,000円600円400円
  • 特別展観覧券にて常設展も無料でご覧いただけます。



特別展では、スペイン奇跡の恐竜たち が開催されている。 我々は、西宮ガーデンズで入手した割引券があったので、入場料 大人1000円であった。 老人割引は70歳以上なので、中途半端な老人である私には、割引がない。

 
入場パンフです。 2つ折りをふくむ6頁の冊子である。
館の見取り図や案内が書かれてある。
 




 
恐竜博物館カレッジかつやま恐竜の森の案内もある。
 
 
記念スタンプを押しそこねた。残念。
 
博物館を立体図で説明すると、こんな風である。
 
 
 
入館して出迎えてくれるのが、ラプトル君である。
 


館内を写真に撮ると、このようである。 地下を込めて4階建てになっている。
写真奥の暗い中空の部分が 恐竜の世界ゾーンでメインの会場になる。


このような 恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク の説明パネルが展示されている。
これにも、Wiki に書かれていたように、 2009年に恐竜渓谷ふくい勝山ジオパークとして日本ジオパークに認定された と書いてある。 成程というわけである。
 

恐竜館の設計自体が斬新である。 立体断面図で示したように、面白い構造になっている。

エレベーターから下を覗くと、こんなんで、


出入り口のある3階から、全体を見ると、こんな感じである。 思ったよりも広いのである。

お子様用にこのような、シールが無料で配布される。 私も頭はお子様並みなので、喜んでいただきました。 2枚ある。 常設展用と特別展用である。


特別展は、3階の特別展示室で開かれている。



中に入ると、ヌーっと チィタノサウルス が現れるのである。


なんと、この9月20日の時点で、入場者数15万人を突破したのである。


この特別展は、スペインの伝説的(小説の)主人公ドン・キホーテと絡ませて、展開されるのである。

彼は、サンチョ・パンサを従えて騎士道を求めての旅に出るわけだが、ある場面で松明のついた荷馬車を竜と勘違いするのである。 


その勘違いは、実は予知夢で、1億2千年前の恐竜がこの地 カスティーリィア=ラ・マンチャ州 に眠っていたのである。 ラ・マンチャの男=ドン・キホーテ ですもんね。


カスティーリィア=ラ・マンチャの地質説明などがあり、


スペインのクエンカ県には、2か所の恐竜発掘場所

1)ラス・オヤス  ー白亜紀前期の湿地帯

2)ロ・ウエコ -白亜紀後期

がある。 この2か所で発掘された恐竜の化石が展示されている。本邦初公開である。

 

1) ラス・オヤスの恐竜 

まづラス・オヤスの地質説明がある。 湿地帯の湖で堆積した薄い層状の石灰岩からなるとされる。保存状態が非常に良い化石が産出する由縁である。

 

ラス・オヤス 固有の生物もいたらしい。

 
これは、シダの仲間の植物化石。 



このようなパネル画が掲げられている。


ラス・オヤスにいた恐竜が描かれている。中央にいるのが、肉食恐竜コンカベナトールで、右手前にいるのが、ダチョウ型恐竜ペレカニミムスである。 奥にいるのは、マンテリサウルスと思われる。

コンカベナトール(全長約6m)と、ペレカニミムス(全長約2m)の生体復元模型の写真です。



 
コンカベナトールの骨格復元模型(全長約6m)である。


ペレカニミムスの化石です。各断片に別れて展示されている。 頭部からしっぽまでである。
羽根型の手を持っているというのが、面白い。原始的な鳥類と考えられるらしい。


 
ペレカニミムスに羽毛を生やすとこんな風になるらしい。
こちらが実物に近かったのかもしれぬ。


 

つぎは、植物食恐竜のマンテリサウルス


その右後ろ足の化石。 コンカベナトールの餌になっていたらしい。

 

2) ロ・ウエコの恐竜

ここでの最大の発見は全長約20mのティタノサウルス類(竜脚類)。 



頭から尻尾までの骨が発見されている上に、装甲板も発見されている。 その模図である。


ドン・キホーテも言ってるが、なんと巨大な竜なのじゃ! それで、その大腿骨や背骨、尻尾の骨の化石です。





 


ラブドドン
 
大腿骨と坐骨の化石。


これは、ドロマエオサウルス類の骨格標本。意外に小さい。


 
その他にも幾つかの骨の化石があったが、大して面白くないので略。

これは、ドン・キホーテのフィギュアとドラゴンと闘う場面の挿絵です。


ドン・キホーテと風車(ドラゴンと見立てる)については、以前記事をかいたので、興味があれば見て頂きたい。 奇しくも、そこで引用したギュスターヴ・ドレによる挿絵であった。  外国の風車 II

子供が熱心に恐竜の絵に見入ってました。びっくりするような巨大な生き物で、興味深々なんだろうね。 将来恐竜博士になるかもしれん。 

これで特別展はおしまい。

さて、3階から恐竜の世界ゾーンを眺めると、このような光景が広がる。




これから恐竜ワールドに突入するのである。 

恐竜の骨格標本を見ていこう。 ここには、40体以上もの恐竜全身骨格が展示されている。 

公式ホームページには、

長径84m、短径55m、高さ37.5mという巨大な無柱空間に、恐竜たちが生き生きとした姿で展示されています。恐竜のそばには復元模型がおかれ、過去の勇壮な姿を知ることができます。恐竜たちの姿は「からだ・くらし」コーナーや化石資料に忠実に再現されたジオラマでも楽しむことができます。

と説明されている。

恐竜の名前を書いても、どうせ覚えられないので、種類の違う骸骨標本を見て楽しもう。









ジオラマの 「中国四川省の恐竜たち」 の展示もある。



 

動く恐竜もいるのである。

video



また対面スクリーンの「ダイノシアター」がある。 その映像をどうぞ。

video


これは、ミイラ化されたエドモントサウルスの化石で、背中や手に皮膚の一部が残っているそうだ。骨だけでなく、身はないが皮(皮膚)は残したのである。



再び骨格標本のつづき。





今度は生体標本。 頭にコブのような骨があるパキケファロサウルスの1種である。 こんな名前は、覚えられる訳がない。
 


つぎは、ユーオプロケファルス・ツツスである。 名前を記憶するのは不可能。


その骨格模型。

ここで、ご当地福井県の恐竜展示である。

フクイサウルス(なんと覚えやすい名前)の骨格標本と


その全身骨格化石。



フクイラプトルの骨格模型。


1階の地球の科学ゾーンには、陸の堆積物や海の堆積物の展示がある。



このゾーンでの化石の標本群である。



これは古代魚の化石。 シーラカンスのような格好をしている。



これは、海竜の化石。見事なものです。


ウミユリの化石。


なんと、カブトガ二の化石である。現在と全く同じ姿である。


 
チラノザウルスの足の筋肉、骨格標本というのもあった。
 


頭骨の標本模型。


こちらは、マイアサウラの成長の様子を示している。


 
また、この地球の科学ゾーンには鉱物や岩石の標本が展示されている。


これは、ダイヤモンド原石


ルビーの原石

 
黄鉄鉱の結晶が露出したもの


巨大な めのお

最近は、自然石ブームだそうで、石屋さんが沢山できた。 鉱石は、私にとっても興味ある対象なので、そのうち網羅的に調べてみたいと思っている。 

東尋坊の岩石で、地下のマグマからできたそうである。


色んな種類の岩石標本です。
 


 

ここで、恐竜の動画をどうぞ。 エントランスホール入り口にいて、出迎えてくれる恐竜です。

video

2階の生命の歴史ゾーンの恐竜たちを紹介する。

カラマサウルスの頭骨の化石と


その復元像。

 
マンモスその他の哺乳類の骨格標本。
 







鳥類の化石。

これは、有名な始祖鳥の化石。


 
再び骨格模型。


 




 

 
つぎは、生体模型。 爬虫類や哺乳類の先祖ですな。



 
サメとかエイの仲間の魚の化石
 

哺乳類の先祖の化石

魚の化石。でかい口と頭である。クエみたいだね。


アンモナイトの化石。 4cmくらいの物ならば、私も持っている。


三葉虫の化石である。 これも、小さいのは私も持っている。


あと、ミュージアムショップに、こんな恐竜の模型や


身体が透き通って見える、魚やカエル等の骨格標本が置いてあった。




 
実は、これが欲しくて堪らなかったが、値段が高すぎる。14,000円も出せない。
 
それで、このような見る角度で姿の変わる透明標本のポストカードを買ったのである。
税込540円である。これなら私でも買える。
 
ということで、見学は終了。

帰路、道路脇で見つけた恐竜のモニュメントである。


 

 
十分に恐竜を楽しめた。 これで、恐竜博物館見学記はおしまい。 ごきげんよう。 
 

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