ページビューの合計

2015年1月7日水曜日

イラストレーター 空山基



先日、といっても昨年のことだが、人型ロボットを検索していてロボット犬AIBO の画像に出くわした。 


AIBOは現在生産終了であるが、今だに愛玩しているユーザーがいる。しかし、修理の部品保管期限が過ぎてしまい、遂には2014年3月に修理窓口も閉じてしまった。修理に困り切ったユーザーのため、元エンジニア集団 ア・ファン が立ち上がり、AIBO修理先として世界中の愛好者にむけて頑張っているそうである。  製造元・ソニーに捨てられたロボット犬「AIBO」

この記事では、AIBOの話ではなく、AIBOのデザインを担当した空山 基 のイラストについて書きたい。 彼のイラストは、メカニカルで細密画といってよく、好きなイラストレーターだった。最近は殆ど見かけなくなっていた。メタリックな女性像も大変魅力的でした。例えばマリリンモンロー像ね。




Wikipedia によると、こう記述されている。


空山 基(そらやま はじめ、1947年2月22日 - )

日本のイラストレーター。愛媛県今治市出身。

現在は、居をアメリカに移し画家としての活動をつづけておられる由である。

経歴はWikiによればつぎのようである。

1965年
 愛媛県立今治北高等学校を経て、1965年(昭和40年)、四国学院大学文学部英文科に入学。大学時代は英文学とギリシア文学について学ぶ。

1967年
美術を学ぶために中央美術学園に入学。

1969年
中央美術学園を卒業し、広告代理店に就職。

1971年
フリーランスのイラストレーターとして独立。

以後、エロティックかつメタリックな質感およびメカニカルな造形で女性を描いたイラストレーションは、世界的に高く評価されている。また、ソニーが開発したエンタテインメントロボットである AIBO のデザインも手がけた。

ここでは、エロティックかつメタリックな質感をもつ女性像ではなく、動物(恐竜や魚を含む)をモデルにした彼のメカニックなイラストを紹介したい。単に私の趣味です。勿論これらは、彼の画業の一部でしかありません。

まづは、私の好きな恐竜の骨格像。ロボットみたいだね。
空飛ぶ恐竜

首長リュウ

 
 
孫の喜びそうなメカ動物。 カメ
 ハゲワシ
 ラクダ
 
ウサギとカメ


ゾウ
 
 
カンガルー
 
タイガー
 
 
これは、想像上の動物だがユニコーン
 
 
 
主な動物を描いて、空山基の動物園ワールドというのを作って欲しいものです。
 
つぎは、メカ魚のシリーズ。確か釣りの雑誌の表紙絵だったと記憶している。
 
トップバッターは、シーラカンス。
 
 
シャケ
サメ
クエ
 
 

これは、哺乳類だがイルカ。
ボラかスズキであろう。
タイ


これは、スズキだと思う。キャプションがないので、正確にはわからん。
 
 

 
 
 
同じ感想だが、さらに色んなメカ魚を描いて、空山基の水族館というのを作って欲しいものです。
 
彼にはこんな動物とメカが合体したイラストもある。これも面白い。
 
 
昆虫シリーズもやってくれれば面白いのにと思って調べると、この画像がありました。
 
 
空山基は、昆虫にはあまり興味がないらしく昆虫のイラストは多くない。画家の常として女性像には強い創作欲を感じるようで、沢山のメカ美人画がある。それらがむしろ圧倒的に多数だが、ここでは紹介しない。 

最後にイラスト(むしろ絵画)の製作風景とアトリエでの空山基





エアブラシだけでなく、絵筆で細部まで描きこむのですね。凄い技術だと感嘆する。大したものです。

今回はこれでおしまい。

0 件のコメント:

コメントを投稿