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2015年5月4日月曜日

御影だんじり祭り I

毎年恒例の御影だんじり祭が5月3日から始まった。今年で14回目である。今年度の御影だんじり瓦版の画像はこれである。デカすぎてスキャンできないので、写真撮影にした。


だんじり運行のコース地図


昨年も記事を書いたのだが、今年はもう少し詳しい記事を書こう、と手ぐすねを引いて待っていたのである。 御影だんじり祭り 

瓦版にある如く、御影クラッセ前で御影だんじりパレードが17時から19時まで行われた。生憎天気は曇りから雨模様であった。それでも決行されたのである。大変結構な事である。
 
もの凄い人出であったが、今回はパレード出場だんじり11基全て画像に収め、あまつさえ動画なども撮ったのである。登場だんじりの写真や動画については、平等でなく多い少ないがある。不公平であるが、世の中はそんなものである。

それらを本邦初公開したい。動画は素人の撮影ゆえ、未熟であるが臨場感はたっぷりです。

定時の午後5時から予定通り始まる。まづは、上石屋地車保存会会長からの挨拶。


ついで東灘区長(写真省略)の挨拶と、御影連合会の若き会長(と思う)の挨拶。なかなかのイケメンなので、写してみた。マイクの調子が悪くて、キレかかってましたが。


そして本番の始まり。

今年のだんじり順はこのようになっていた。昨年度と違ってるね。後から編集して解りました。

御影地区のだんじり順:


上石屋  → 西御影  → 平野 → 郡家 

→ 東之町 → 中御影  → 弓場 → 東明  
→ 中之町 → 浜石屋  → 西之町 


御影クラッセだんじり広場南道路で1台づつ紹介され、練り回しをしてだんじり広場に入場する。その後、各だんじりは地元に戻りさらに練り回しを行なう。

以下の各だんじりのデータは、東灘だんじり会より取得。

上石屋(うえいしや)



1983年(昭和58年)4月に子ども地車として新調。大工・有居孝充、彫師・甲良丈、前飾幕・御影絹光工房、後飾幕・大阪太鼓正。1994年(平成6年)に土呂幕にも彫刻を入れ、現在に至っている。五月の第四土・日に綱敷天満神社の春祭に町内巡行。

こども地車です。それで乗り手が子供ばかりなんだね。引き手は大人です。

 
 
 
写真のように、こどもがおはやしを叩き、屋根で踊っている。それが特徴である。

その練り回しの動画。 
 
 
 
 
 
 
 
 
西御影(にしみかげ)
 
 
 

私たち西御影は、華麗に優雅に全力で、をモットーに日々努力を積み重ねて参りました。流行に流されず、奇をてらわず、50年後、100年後も地域で愛される祭りを続けて行けるよう、これからも精進して参ります。

この様な出で立ちです。迫力ある練り回しを行っただんじりです。


 
 
 
 
 
その動画3本。
 
 
 
 
 
 
 
 
平野
 
 
その昔、江戸時代より宮入をしていたと聞き伝えられている。
現在の地車は、明治初期の作品を1928年(昭和3年)に淡路より購入し、
約140年の歴史があります。
これからも、地域の皆様と子どもたちに喜んで頂ける地車曳行を心がけたいと思います。

 
 

 


 

その動画2本。







郡家(ぐんげ)



大正から昭和にかけて活躍した名彫師、初代彫虎こと北野虎蔵の手による自慢の名作です。
弓弦羽神社宮本として、誇りを持って役員・若中・婦人部・地域力を合わせて地車を運行しております。昼提灯も揃い、宮本の重責を感じて、伝統ある行事を守っていく覚悟です。






 



 
 

その動画3本。




東之町(ひがしのちょう)



その昔、155年前。摂津の国御影村に生まれた教育者、世界の柔道家で知られる嘉納治五郎
は、東之町が生誕の地。奇しくも治五郎没後77年の命日は、5月4日の本祭り。
だんじりは1887年(明治20年)、だんじり大工「大佐」の作品です。1992年(平成4年)に大改修。豪華絢爛な飾り幕は1998年(平成10年)に、そして化粧提灯は2000年(平成12年)に新調しました。2010年(平成22年)は大改修の年でした。



 
 





東之町の女子が提灯でだんじりを先導する。



動画3本





中御影(なかみかげ)



屋号「柳」は町内を流れていた柳川にちなんだ旧地名です。現在の地車は明治中期に名工大佐により造られ改修を重ねて受け継がれて来たと伝えられ、白木を活かした華美すぎない造り、飾幕に代わる正面数体の龍の彫物が特徴です。
 

 

 

 
その動画
 
 
 
 
 弓場(ゆんば)
 
 
弓場の地車は1895年(明治28年)に弓場に住んでいた御影の大地主、奥田栄吉
町のために淡路より業者を呼んで自分の母屋に住まわせ御影の浜で造らせたものである。
屋根の上での舞が独自です。
宮入では、紙吹雪・蜘蛛の糸など華麗な舞をどうぞご覧ください。
 
踊り手の顔の隈取にも注目して欲しい。
 
 



 
 
 

その練り回しの動画

 
 
 

東明(とうみょう)



東明地区は、処女塚が有名です。神戸型に大改修後、2008年(平成20年)には前後幕を新調しました。
後見送り幕には、悲恋物語の「処女塚の伝説」と、新田義貞の窮地を救った武将「小山田高家」の武勇を、地元ゆかりの物語としてデザインしています。  雪の日の散歩

乙女塚古墳 





 
 
 

 
 
 
動画
 
 
 
 
 
中之町(なかのちょう)
 
 
地車は、富山県井波彫刻「川原啓秀」作の鬼板、淡路の名工「梶内嘉三・純治」作の飾幕、
彫刻は「敦盛呼び戻す熊谷次郎直実」、「巴御前の勇士」等を
欅一枚板の透かし彫りで立体感十分に施されています。

 
 
 

 
 
 

その動画


浜石屋(はまいしや)



浜石屋は菅原道真公を祭神とする綱敷天満神社の氏子です。その名の通り御影石と酒造りの町として栄え、昔からだんじり祭りが盛んな土地でした。毎年5月の第四土日には、綱敷天満神社のだんじり祭りが盛大に行われます。みなさん是非宮入にお越しください。



御影の天神様 網敷天満宮




 
 
 


動画
 
 
 
 
西之町(にしのちょう)
 
 
昭和天皇御大典と焼失した神社拝殿落成に合わせて1927年(昭和2年)に現在の地車を三代目として新調。大工、木長為吉(津名町生穂)。彫師、開正藤・生珉親子(津名町生穂)。
錺師、荒川政太郎(姫路)。縫師、梶内近一(津名町志筑)。淡路島の名工の傑作です。

 



 

その動画


 
 
全11基の練り回し演技がおわり、広場では提灯踊りが披露される。



広場とクラッセ南側道路に集結した11基のだんじりの動画を撮ろうとしたが、人ごみで身動きできない状態なのでとても無理であった。



周りの見物客に嫌がられながら撮った最後の動画がこれ。


然らば、と思ってクラッセの南階段を登って、上から写そうとしたが、警官から止められる。


危険なので、中央に写っている手すりから写真を撮るのを禁じられたのだ。


階段の手すりから離れた所から撮った写真。


 
 
パレードが終了した時は、もうこんなに暗くなっていた。



雨が降り出していたし、この人ごみの中で取材をするのは楽ではない。その後、足が棒になっていました。2時間ずっと立ちっぱなしでしたからね。

何はともあれ、御影だんじり11基のコンプリートができました。念願達成です。

動画が多くてアップするのに膨大な時間が掛かってしまった。本当に私は、何をやってんだろうね。今回はこれでおしまい。

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