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2015年9月25日金曜日

加古川 八幡神社

先週の土曜日、JR加古川線に乗って、厄神駅で下車した。その折りに八幡神社を見学したので、今回はその写真紹介をしたい。

神社の境内はかなり広くて、このような新しい大鳥居が入り口に立っている。

 
平成20年1月建立。かつて、ここに300年程在った旧大鳥居は別の上がり口に移設した。
厄除 八幡神宮の石碑

鳥居横の2基の狛犬 立派な石像で、大理石造りでないかと思う。



ここで、Wikipediaによる神社案内を行う。

宗佐厄神八幡神社
Sousayakujin-hachiman-jinja Kakogawa Hogo pref08s3.jpg
外拝殿(正面)
所在地兵庫県加古川市八幡町野村580
位置北緯34度47分3.7秒
東経134度55分25.3秒
座標: 北緯34度47分3.7秒 東経134度55分25.3秒
主祭神品陀別命、息長足媛命、仲姫命
社格郷社
創建伝・天平感宝元年(749年)
本殿の様式入母屋造
例祭秋祭(10月上旬)
主な神事厄除大祭(2月18日・19日)


宗佐厄神八幡神社(そうさやくじんはちまんじんじゃ)

兵庫県加古川市にある神社である。正式名称は八幡神社。通称は宗佐の厄神さん。厄除の大神として広く知られる。旧社格は郷社。

御祭神は、つぎの3柱である。

  • 主座 - 品陀別命(ほんだわけのみこと)
  • 応神天皇のことである。


    応神帝御影(『集古十種』より)
     

  • 脇座 - 息長足媛命(おきながたらしひめのみこと)
  • 神宮皇后のことですね。その足元に居るのは、武内大臣

    Jingu.jpg
    「御誂座敷幟ノ内 神功皇后と武内大臣」
    歌川国貞画 ヴィクトリア&アルバート博物館蔵
  • 脇座 - 仲姫命(なかつひめのみこと)
  • 応神天皇皇后
    仲津姫命坐像 (薬師寺八幡神社の神像)


    由緒:

    社伝によれば天平感宝元年(749年)に孝謙天皇の勅願所として創建された。
    厄除八幡厄神という名称は、神護景雲3年(769年)に和気清麻呂宇佐八幡宮に向かう道中で道鏡の刺客に襲われたとき、巨大な猪が現れて和気清麻呂を救ったという伝説に由来する。


    村上天皇の勅宣を受けて応和年間(961年-964年)に大規模な社殿が造営されるが、天正6年(1578年)の三木合戦の兵火を受けて社殿をはじめとする建物はすべて焼失した。
    現在の社頭は天正16年(1588年)の造営によるものである。
    明治7年(1874年)2月に郷社に列した。

    郊外の田園地帯に位置する境内は平素静かな佇まいであるが、播磨三大祭りの一つとされる厄除大祭には毎年日本各地から30数万人の参拝者が訪れ賑わう。



    パンフ



    境内のマップ



    それでは写真紹介に移る。説明は、八幡神社ホームページの解説より適宜取捨選択した。


    本殿に至る石畳の道


    本堂前にある石段横にあった、八幡宮の石額。新しいものであったが、何故ここにあるか不明。


    その右脇にある石灯籠

    八幡神社御由緒の説明板。八幡社由緒舎と呼ばれるそうだ。昭和55年1月新築。


    大階段は、最近新しく設置し直された。天皇陛下ご在位20周年記念事業で再建されたそうだ。

     


    これが、再建前の写真。特に玉垣は危険な状態であり、階段も非常に歪があったそうだ。


    手水舎 昭和天皇の在位60周年記念事業として、昭和60年4月建立した。

    社務所  昭和52年建立。



    神楽殿  この神楽殿厄除祭におけるご祈祷の混雑の緩和のために祈祷殿として計画され、平成六年末に第一期工事が終了し、現在の姿となっている。第二期工事完成は、平成15年2月。


    外拝殿 
    昭和11年に現在の外拝殿再建(それ以前までは瓦葺)。昭和41年に拝殿銅板屋根替工事。
    拝殿内側には明治3年(1870)に描かれた絵馬・天岩戸図が設置されている。


    外拝殿前の狛犬2基。


    内拝殿 

    拝殿正八幡宮の額


    絵馬・天岩戸図がこれである。



    本殿
    天正16年(1588)本殿再建…棟札及び鎮物(鎮壇具)あり
    明治11年(1878)屋根替及び大修理
    明治34(1901)年一部修理
     外陣周辺修理・向拝柱横板壁設置他
    近年屋根替:明治11年・大正9年・昭和41年・平成8年
    入母屋造に向拝が設けてあり、建物周囲の長さは26.80m(一辺約7m)高さは約10m。
    平成8年に昭和41年から約30年ぶりに屋根桧皮葺き替えをする。


     

    後方から写した写真。


    拝殿と本殿




    拝殿の裏側にズラリと並べられてあった石灯籠群。




    五社の宮


    五社の宮はその名のごとく、五つのお社が収められている。その五社とは、

    天照皇大宮(天照坐皇大御神・お伊勢さん)
    高良社(武内宿弥・本殿の御祭神の老臣)
    若宮八幡宮(仁徳天皇・本殿の御祭神の皇子)
    武塔天社(須佐之男命・祇園さん・疫病除け)
    愛宕社(火之迦具土神・台所・火の神)






    現在の建物は、昭和3年に改築工事が行われた。境内にある末社だが、規模もあり細部には多くの彫刻が施されている。


     

     
    二社の宮
    正面向かって右側が天満社、左側が秋葉社天満社には菅原道真公が、また秋葉社には火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)がそれぞれ祀られている。



     

     
    稲荷社  保食神(うけもちのかみ)という五穀の神が祀られている。


    社をお守りするお狐様


     


    授与所
    平成2年1月建立。正月三が日と厄除大祭の時のみこちらでお札・お守等の授与を行う。
     
    授与所に至る階段
     

    神楽殿拝殿、本殿の写真。 良い角度で写せたので拡大する。





    旧大鳥居


    平成20年1月新しい大鳥居建立時に参道正面より移設。元の場所には元禄12年(西暦1699年)8月に建立。約300年間見守って下さっていたわけです。


    神社の木立ち




    滅多に訪れる機会のない神社でした。今回はこれでおしまい。

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