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2015年10月24日土曜日

古代の秘宝アドベンチャー

あちこちの駅で、面白そうなパンフが見つかれば、車中で読むことにしている。先般、いつだったか忘れてしまったが、この宣伝パンフを入手した。3つ折り6頁のパンフである。

表紙






中を開くと古代の秘宝アドベンチャーという宝さがしのイベントがあると書かれている。

天理エリア


桜井市エリア

2つのエリアである天理桜井の2地区で宝さがしを行うわけである。私は1日では廻りきれないので、こんな催しに参加するのは無理だと思っていた。 
一昨日、奈良王子に住む長男の家に所用があり、三男に車で連れていって貰った。実際は三男の所用であり、私はついて行っただけである。そして、その帰りに奈良の神社仏閣に連れて行って貰おうというのが私の算段であった。

パンフの見開き2ページにわたる山の辺の道案内の方を見て、行きたい神社やお寺を指定していたのである。



到底全部は無理なので、大和神社、長岳寺、崇神天皇陵、箸墓古墳、大神神社などは見たいと伝えていた。

ところがである、三男はこの謎解きに夢中になり、大和神社は連れて行ってくれたが、後は謎解きに関連した場所ばかりを車で周ることとなった。幸い重なっている神社もあったので、取材は良好であった。そして、息子は2か所の謎を解き、宝箱カードをめでたくゲットしたのである。私は何故何処にいくのかさっぱり分からず、訪れた神社やお寺の撮影にのみ必死でありました。

そして、自宅に帰ってからパンフをよく読んで、謎の解明を理解したのだった。割合高度な謎解きでした。種明かしは期間中だし、禁止されているのでここでは一切いたしません。

リアル宝さがしのホームぺージ 秘宝アドベンチャー



イベント名
古代の秘宝アドベンチャー 隠された王家の秘宝

開催期間
2015年10月1日(木)~12月27日(日)
開催場所
奈良県 天理市・桜井市(山の辺の道周辺)
参加費
無料

内容や解答をブログやSNSで公開してはならないという事なので、ここでは話題として提供している。それは許されている。というよりこの記事は古代の秘宝アドベンチャーの宣伝です。

と言っても、写真がないと面白くもなんともないので、写して来た写真を関係なく(本当はあるのだが)紹介したい。

まづ訪れたのは、以前紹介した石上神社。 天理市探訪 II 石上神社

大鳥居
 
参集殿
 
お休み処
 
 
その中に掲げられている境内の案内板


 
 神牛のブロンズ像

階段を登ったところに、重要文化財の櫻門がある。
 

 
櫻門
 

 
 
社務所祓所

 
社務所
 
 
式内社出雲建雄神社
 

摂社天神社




国宝の摂社 出雲建雄神社拝殿
 

これまた 国宝の拝殿。 以上は前回も紹介したが、今回は最新写真です。変わりはないが・・・。

 
今回特に紹介したいのは、鏡池。そう言えば、鏡文字ってありましたね。レオナルド・ダ・ヴィンチ が鏡文字を使ったというのは有名です。


なんの変哲もない池みたいだが、天然記念物のワタカが棲息するのである。


この池の周辺は小路になっている。路すがらこんなカード(一部カット)が見つかるかもしれん。

 

山の辺の道は、この神社を過ぎて、内山永久寺跡までつづく。


内山永久寺跡の石碑。

 
 
 かっての永久寺の伽藍を示す絵図


現在その跡は池になっている。

その付近にある石碑。

 
ここはハイカーのための休憩所になっている。
 

内山永久寺の解説板
 
周囲の風景
 
 
この辺のどこかに、こんなカード(一部カット)の見つかる。
 
 
この2つの手掛かりをもとにして「白鳥の弓」のありかを探しだすことができる。手掛かりは、全く教えていないので、これ以降はチャレンジャーが自らキーワードを見出さねばならぬ。

これから大和神社を参拝して、再び山の辺の道の散策に戻った。

見事なコスモス畑でした。


まだ稲刈りはすんでいない。

田圃の畦道にあった、小さな祠。


柿本人麻呂の歌碑



漢語なので勿論完全には読めないのだが、(看板によると)

衾道を 引手の山に 妹を置きて 山路を行けば 生けりともなし

と彫られている。


休憩所があり、そこから写したコスモス畑。


向かいに見えるのが、お寺の一角でなくトイレ。


トイレの前に並ぶ石仏群。 順番待ちです。


この一角に大和神社御旅所がある。その由来書の看板。拡大すれば読み取り可能。


歯定神社鳥居

大和神社社頭の写真額がかかっている。


大和神社 御旅所座神社

 
大和神社では、地主神である日本大国魂神を祀っている。
 

そのお隣に小さなお寺がありました。その境内の地蔵堂。
 

 
ここより、車でなぜか箸墓古墳へ向かう。



ここは3世紀半ば頃に作られた前方後円墳で、「箸中古墳群」の中心的な存在として知られている。埋葬者は、第7代の孝霊天皇の皇女「倭迹迹日百襲姫命大市(やまとととひももそひめのみことおおいち)」とされているが、こここそが卑弥呼の墓だとする説もあり、考古学者の間でも議論が別かれる。
また周濠の一部は「箸中大池」としてため池百選の1つに選定されている。


箸中大池の前にひすいCafeがある。




このお店の前が、芝生の敷き詰められた卑弥呼の庭である。ここには勾玉の工房もある。特産の糸魚川ヒスイを使用しているそうだ。庭の置き石がそうである。

この庭から古墳を望む。






 
 

すると、植木のどこかにカード(一部抹消)を発見する。



 

つぎは、桧原神社に向かった。理由は解らないが、新たな神社をお参りできるのは嬉しい。

奥に見えるのが桧原神社鳥居


鳥居前には、桧山お休み所がある。


名産の柿を売っていた。甘くて美味しそうです。にゅうめんやぜんざいもある。にゅうめんセットは、1100円なので、値段を確かめてから注文するように。

 

息子は、ここにある白い柵でまごまごしていたが、仕事は済ませたようである。私は、桧原神社の取材で大童であった。小さい神社だったので、撮るべき写真は素早くゲットしたのである。

息子が見つけたのは、このカード(一部カット)である。



その後、行って見たかった大神神社へと向かったのだ。

鳥居


大神神社の石碑


謎解きに関係しているかどうかは知らぬが、私は別行動でこれ幸いとばかり神社の写真を撮りまくったのである。

かくして発見報告書の締め切り30分前に謎は完全に解け、まづ桜井市エリアの駅前観光案内所へと向かった。

高さ32mの大鳥居明神鳥居)を車で走り抜ける。


近鉄桜井駅に到着。

駅前観光案内所で、手続きをすませて、つぎの天理市トレイルセンターに向かう。ぎりぎりセーフで到着。なんと、4時57分で3分前!

天理市トレイルセンター
 
入り口にあった歌碑
 
天下治まる時を 朝夕の月にも日にも 先いのる哉   十市遠忠
 
 

出ましたね。顔出し看板。
 

センターの中で、応募手続きの書類を書いた。



 そしてゲットしたのが、この宝箱カードである。
 


IDを登録すると、宝物アイテムがゲットできるそうである。

おまけにタカララッシュ!新聞も頂いた。



 
かくして成功裏のうちに、 古代の秘宝アドベンチャーは終わったのである。ああくたびれた。

今回はこれでおしまい。
 

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