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2017年12月3日日曜日

母の転居

かなり慌ただしかったのだがようやく母の転居が無事終了してほっとしたところである。歩行も食事も困難となり本人が施設を変わりたいという強い要望があって転居先を探していた。せんだんの実では終末までお世話をして頂けるとのお話であったが、母は寝たきりの不自由状態でそんな姿を周囲には見られたくないし、息子の近くにいきたいとのことで転居先を密かに探していた。
その事情をケアマネさんに打ちわけて神戸市内の介護老人保健施設を探して頂いた。幸い彼女の紹介により、空きが御影アネシスにあることを教えてくださり妹と見学をしてそこに決めた。新しい施設で自宅からは50分ほどで来れる。最善の施設だと思えた。母も同意して喜んでくれたのは幸いであった。

施設から介護職員が来てくれて引き受けの検診も無事済ませた。問題は引き受け時の介護度の認定だが12月1日にならないと介護保険の要介護認定の結果がでないのである。それで引っ越しはもう少し先になるのではと思ったのだが、施設のほうではショートステイという形で最短11月29日に引き受けることができる、ということでその日に引っ越しが決まった。私が決めたのではなく妹が決めて事後承諾だが異存は全くない。むしろ早いほど良いので有難いことであった。

11月27日には施設転居の準備で新開地の施設に行って荷物の片づけをした。それから、阪神沿線にある新しい転居先である御影アネシスに行って入居の契約を済ませた。この時点ではショートステイと入居の二通りの契約をした。1日に届いた結果通知書では、要介護5であったから結局そのまま入居ということになった。介護度の再認定を申し込んだ時点から保険取り扱いの介護度は変わるとのことである。前回は要支援2だったので介護度は一気に深まったのだ。その後御影クラッセで買い出しを済ませて帰宅する。

翌28日は早朝に授業の予習をして、府大へ出かける。講義で1日がつぶれ、そして翌29日が引っ越しであった。妹が介護タクシーを予約してくれていて、朝の10時にせんだんの実から出発した。かなり大きなタクシーで車椅子だけでなくベッドででも運べるようになっていた。
タクシーで出発の際、せんだんの実の職員一同で見送ってくださったのには少し感動した。1年と1か月本当にお世話になりました。

30分くらいで御影アネシスに到着。私と妹との付きそいで車椅子の母を部屋に運ぶ。全室個室で、母の部屋は2階になる。きれいに整頓された明るい部屋である。主任の方から介護職員の方を紹介して頂いた。若い方が多く、皆さん親切でとても有難い。

ANESIS 表札


御影アネシスの建屋


玄関  入ると受付でこの奥が図書室になっている。



私は母の身体測定などがありそれに付き添う。母は少し緊張しているようだがしっかりとして受け答えをしている。今の状態ならば安心できる。
赤帽さんに引っ越し依頼しているので、妹はせんだんの実に戻った。3時ころに荷物が到着する。TVや棚などを備え付けると以前と変わらない部屋になった。

一応は無事に引っ越しがすみ母は新しい施設の住人となった。これからはリハビリもあるので張りのある生活になるのではと少し期待している。

阪神御影駅から市バスでJR六甲道までもどり買い出しをする。気分転換のためツタヤでDVD4本1080円を借りる。1本はトムクルーズのザ・マミー 呪われた砂漠の王女である。ワイフと一緒に観たが結構楽しめました。

六甲道駅ではクリスマスツリーのイルミネーションが青く光っていた。もう12月ですね。


目まぐるしく月日は経っていく。






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