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2017年12月31日日曜日

神戸東灘区 素戔嗚神社

ひきつづいて神戸の神社シリーズで、今回は東灘区岡本天王宮素盞鳴尊神社の紹介である。以前地図で確認していて甲南大学の山手にあるのは知っていた。それで前回の大日女尊神社に続いて参拝することにした。参拝は勿論初めてなのであるが拝殿に至るまでの坂道と石段が急なのにはあらためてビックリである。腰痛があるので途中の石段で休み休みの取材であった。長時間歩き続けるのが困難になったのは本当に辛い。1年半前は平気だったので老化は駆け足で進んできているのである。

甲南大学の学舎   関係ないけどワイフの母校である。



甲南大学キャンパス横にあった 地蔵尊の祠



甲南大学正門  関係者以外立ち入りは禁止であった。それでワイフの母校とはいえ関係者ではないのでキャンパス散策は出来ない。



この神社紹介記事と何の関係もないがついでのお寺紹介である。

浄土宗 光明寺   甲南大学お隣のお寺で、寺院墓地になっている。



本堂  でっかいお筆先の立像がある。


現代的な山門で、2階部分に大鐘が吊るされている。除夜の鐘をここで突く信徒(もしくは有志)の方を募集している。



素戔嗚神社の参道入り口  社碑初詣の看板で遮られている。


この坂道を登った先に石鳥居がある。


お正月は2日後なので鳥居の足元には松のしめ縄が飾られている。

鳥居横には天上川が流れ、その右横には階段状のマンション群が山頂まで広がっている。

祭祀社 


社碑  村社 素戔嗚神社 とある。


ここからの石段(正確にはコンクリート階段)がキツイ。


2,30段上っては一休みである。

参道途中にあるご神木  根元から幹が4本に別れている。素戔嗚尊が退治した八岐大蛇やまたのおろち)みたいな風情である。判断できないのだが樫の木かもしれぬ。


さらに石段はつづく。ヒエ~。


ようやく境内前の石段に到着。数えていないが50段以上はある。



社務所  石段を上り切ったところにある。珍しく運動部の学生らしき先客がいた。膝がガクガク状態だったのでベンチで休憩する。


そこから眺めた岡本周辺の景色。 


社務所の奥が境内になっている。境内は崖に面しており極めて狭いのだが幾つもの境内社がある。

ここで神社の基礎データを兵庫神社庁の記事を基にして与える。

素盞鳴神社 (すさのおじんじゃ)

ご祭神: 

主祭神   素盞嗚尊  (すさのおのみこと)




配祀神

伊弉諾尊 (いざなぎのみこと)
伊弉册尊 (いざなみのみこと)
大山咋神 (おおやまくいのかみ)

画像は省略する。


概観:

神社の鎮座する山は円錐形をした美しい姿で、永年斧を知らず、松・山桃・樫が鬱蒼と繁っている。麓から樹下の細い道を30分ばかりで中腹の社前に至る。眼下の眺望広く、大阪湾、紀淡海峡、淡路と一望できる絶佳の地である。 

由緒:

岡本郷
が形成された鎌倉時代のはじめ、疫病退散・村造り・植林・怪物退治の神を祀ったものと思しい。
山の名は「天王山」といい、『元禄寺社帳』には「祇園牛頭天王山柿茸、勧請之由来年暦知れ申さず、拝殿2間、5間 萱葺。末社 天照大神宮社、春日大明神社、住吉大明神社、辨財天社、坂茸。敷地境内113間、62間 除地」とある。
上地して現在は社殿の建つ部分だけである。 明治元年(1868)8月22日、「素蓋鳴神社」と改称した。
村内の小祠若王子社山神社を明治40年迄に合祀している。




境内参拝を始める。

阪神・淡路大震災では大きな被害を受けた。社殿はその後すべて再建されたもので比較的新しい。

大震災前の社碑  2つに折れたものが接合されている。 正月前なのでしめ縄が社殿前に張り巡らされている。



奉納の酒樽  灘五郷は酒処です。


手水鉢

常夜燈

正面には三つの社殿が並んでいる。その中央にあるのが、

素戔嗚神社社殿  お正月のしめ飾りが掛けられていました。


社殿前 常夜燈二基



三社殿

向かって右側にある脇社 春日神社社殿  こちらにもしめ飾り。


側にある脇社三社社殿  こちらの各社にもしめ飾りが掛けられている。



右から順に住吉神社皇大神社(天照大神)厳島神社 である。


さらに右側奥の石段を上った所に二つの小さな脇社社殿がある。



猿田彦神社



春日神社 



社務所の屋根瓦 
脇社の周りには金属製の手すりがついている。



参拝をおえてゆるやかな石段を降りる。


ご神木  こちらからだと幹が4つに分かれているのがよく分る。

参拝をおえて阪急岡本駅に向かう。

その道すがらの地蔵堂  マンションの壁に設置されている。


阪急電車高架   後方は六甲山系

 天上川

阪急岡本駅前の喫茶店で unique  。コーヒーの専門店です。 以前入ったことがある。それだけです。


そして阪急電車に乗って帰宅したのであった。



読者の皆様 どうか良きお年をお迎えください。 本年はこれでおしまい。

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